退職代行から連絡が来た美容室経営者の葛藤
こんにちは(^^)
今日は「もう時効だから書こうかな。」くらいの感じで、興味ある人はあるニッチな日記ブログでも書こうかなと。
2025年のとある日。朝8:00から1本の電話が僕宛に入りました。
「お世話になっております。私、退職代行〇〇の〇〇と申します。御社に勤務されている〇〇様の退職ご意向の件でご連絡いたしました。」
。。来ました。経営者人生初、退職代行からの連絡です。。!
周囲からその事象はたくさん聞いていたものの、やはり百聞は一見にしかず。正直その瞬間は、「は??」 ってめちゃテンパっちゃいましたね。。(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
更にその対象スタッフは入社数ヶ月とかではなく、かなり長く在籍してくれていた、ポジションもあり、顔を合わす頻度も高かった関係性。
いやいやいや、いうても店舗もスタッフ少ない頃から一緒にがんばってきたよね?え??退職??代行電話で???
画像は関係ありません笑
ほんの2〜3日前までいつも通り挨拶して、会話して、仕事してたのに。。先方との電話対応は精一杯の冷静さを保てたものの、ぶっちゃけ心のダメージは相当なものでした(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
口頭だと言った言わないになってしまうので、その後テキストて残しておくべくメールをいただきます。やはりプロの対応というか、超丁寧でしたね。。キタモトの「モト」が違う以外は。
北本 様
お世話になっております。
先ほどはお忙しい中にも関わらず、ご丁寧に対応いただき誠にありがとうございました。〇〇様よりお預かりしているご伝言を下記に記載いたしましたので、ご確認をいただけますと幸いです。
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・ 本日〇/〇より有給を消化し、有給消化後の日付での退職届の提出を予定しています。
・有給の残りの日数を教えてください。
・必要であれば、別途有給の申請をいたします。
・退職届、有給の申請書のフォーマットはございますでしょうか。
・貸与物について
保険証:退職後、郵送でご返却いたします。
名刺:こちらで破棄させていただきます。・退職時の必要書類について、下記の書類の発行をお願いいたします。
- 源泉徴収票
- 離職票
- 健康保険資格喪失証明書
- 雇用保険資格喪失確認通知書
- 厚生年金保険資格喪失証明書
・上記、書類につきまして、準備ができ次第、下記の住所宛に送付をお願いいたします。
(※実際の文面を、個人や会社が特定されないよう、一部表現を変えて記載)
よくあるけど北元ね。
〇〇様
お世話になっております。
株式会社セライロの北元です。こちらこそ迅速にご連絡いただきありがとうございました。弊社の力不足を痛感しております。
詳細を確認して、またご返信いたします。
差し支えなければ、今後の従業員満足度向上に尽力したく、〇〇の退社理由をご教示いただけますでしょうか。
ご検討よろしくお願いいたします。
株式会社セライロ
北元
こうしてやり取りしながら、最初の数日間はどうしても「怒」の感情にココロもカラダも支配されます。
画像は関係ありません笑
「イヤ直接言えるでしょ。」
「ここまで一緒にやってきて、そりゃなくない?」
「そもそも道徳的にさ。。」
と、情けなくも経営者としてというより、人として感情が先に来てしまいました。だって人だもの。
ただ、その後幹部とも共有&意見交換を重ね、時間を少し置いてはまた考え直すという繰り返しの中で、ちょっとずつ思考も幅が広がってきました。振り返るとホントこの時は幹部はじめ皆んなに救われたなぁ。
画像は関係ありません笑
そして最終的に着地したのが、「あぁ、結局こっちが退職代行を使わせちゃったよね。」って結論に。
イヤ、別に良い人アピールしているわけじゃないし、100%僕達が悪いとも思っていません。一方で退職代行なんなん?とか、使う側がどうなんじゃい!とか、そういう話がしたいわけでもありません。
ただ感情のみで物事を捉えず、
「ネガティブな相談を直接できる環境&関係性がつくれていなかった。」
という事実は拭えないということ。
もし、
・時にはちょっと弱音を吐ける。
・小さな疑問、不安、不満を否定せずに聞いてもらえる。
・いつも通りと慢心していた僕や上席の甘さ。
そんな関係性や僕達の細かさがもっとあったら、仮に退職は変わらなくても、この選択にはならなかったかもしれない。
退職代行を利用したことを迎合するつもりはありませんが、人として真面目でちょっと寂しがりやの良い子でしたからね。行動こそ指摘はしたいものの、人格や人間性を否定する気持ちは全くありません。対人関係ってここがごちゃ混ぜで疲弊する人が多いんじゃないかと。
総じて、お金を払ってまで退職代行使わせた側の責任はやっぱり大きいんじゃないすかね。。
何事もそうですが、自責という名の相手を思うキレイな言葉のみで片づけるのではなく、自責で捉えた方が結果物事の進みが早いと認識することが大切だと思っています。
他責にしたところで自分も会社も成長や変化は1ミリもない。それはこれまでの経験で嫌というほど学んできました。だからこそ今回は必要以上に自分を責めることもしなかったし、逆に免責にして終わらせることもしませんでした。どう成長の糧にする?どう変化の礎にする??そこにフォーカスを。
。。と、それからやったことは、めちゃくちゃシンプルかつ地味なもの。
1on1の回数を増やす。
現場との会話量を増やす。
社内アンケートの頻度を増やす。
匿名でも声が出せる仕組みをつくる。
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仮にネガティブな内容だとしても『話せる環境』を作る。カウンセラーになるつもりはないものの、一定数の心理的安全性を確保し、そして自社の大切な理念や方針を伝えていく。
正解かもわからないし、退職って人それぞれのターニングポイントによる不可抗力もあります。何事もゼロにこだわりすぎて思わぬ弊害が生まれることもありますし。
ただ、
「何も言えずor言わずにに辞める。」
「追い込まれて辞める。」
「退職代行を使うしかない。」
こういうのはやっぱり減らしていきたいすよね。
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。。と、そんな僕の初退職代行経験。確かにショックだったし悔しかったけど、これがあったからより本気で対話と環境に向き合えなんじゃないかと。ベタですけど。
物事うまくいかない時にこそ試され成長するとはよく言ったものっすよホント。
あれから数ヶ月経ち、経緯や立場、また代行会社からも釘を刺され、僕自身から当人に連絡は取れないものの、同期同士は職場の垣根を超えて今でも食事に行っているとのこと。僕も早いとこ器を大きくして、いつか心の中だけでなくその子に対面で「元気??」と言える関係性になりたいものです(^^)
ま、いつもポジティブポジティブ!とか振る舞っときながら、リアルはこんなダメダメなポンコツ男ですよ。それでもこれでまた深みが出たねと言われるようにがんばっていかなくちゃですね!
今の時代、こうして退職代行から連絡がくる企業さんも少なくないとは思いますが。。経営者や人事の皆さん、切磋琢磨して共に勝ち、共に成長しましょうね!
(※本記事は、特定の人や会社を責めたり、評価したりする意図で書いたものではありません。退職した本人への感謝の意は変わらず、本件から学んだことを記録に残したいと思い綴っています。)
では!
セライロ 北元

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