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誰かのために価値をつくれる事。【美容学校卒業式の祝辞】

こんにちは(^^)

快晴の海浜幕張駅下車。

 

徒歩5分ほどで、ホテルフランクスへ。

友人が何組も結婚式を挙げたり、前職では入社式の会場だったりと、僕にとっては思い出がたくさんあるフランクス。

 

この日はそのフランクスでユニバーサル美容専門学校の卒業式でした!

 

 

ここ数年は結婚式に呼ばれる事も少なくなってきましたが、一方で入学式や卒業式に来賓としてお招きいただくことが増えてきました。僕が学生の頃は来賓ってどこのおじさんだろ??くらいの印象でしたが、自分がその立場になると本当光栄ですよね(^^)

 

 

先輩、後輩の経営者仲間からもお祝いのお花がたくさん。美容師って見た目はチャラっとしてますが、こういう事はしっかりやる人が多いんです。ギャップっすね。ギャップ萌え。

 

 

式の前には4月からセライロに入社する3名とも会えました!

 

なんかもう新卒生ってより、娘みたいな感じですよね。。(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

サエカちゃん、カエデちゃん、イチカちゃん、ご卒業おめでとうございます!来月からよろしくお願いします(^^)

 

 

また、別のサロンに就職しましたが、ずっとバイトで来てくれていたルミちゃんとアズミちゃんも。ご卒業おめでとうございます!春からがんばってくださいね(^^)

 

 

。。で、僕はなぜか可愛い女の子達とではなく、袴を着た校長先生と染谷先生と3人で撮影。

 

う。。上の写真と比べるとこう。。なんていうかこう。。アレですが、先生方もおめでとうございます!笑

 

なんで真ん中なんだろ笑

 

 

近年は来賓にお招きいただくとともに、祝辞を述べさせていただく機会も増えました。毎回ド緊張しますが、美容師の先輩として、モジモジしてられませんからね。祝辞も全力です。

 

 

 

【ユニバーサル専門学校卒業式来賓祝辞】

ユニバーサル美容専門学校卒業生、73名の皆様、本日はご卒業おめでとうございます。

ただいまご紹介いただきました株式会社セライロの北元と申します。

このような晴れやかな日に、皆さんの大切な門出に立ち会えることを、大変光栄に思っております。

新しい世界へと羽ばたくこの日に、10分ほど僕からエールを贈らせてください。 どうぞよろしくお願いいたします。

さて、本日で2年間通った美容学校を卒業し、4月から新社会人となる方がほとんどかと思いますが、皆さんは今、どのような思いを胸にし、これからどのような日々を想像していますか?

皆さんが想像する社会人は、もしかしたらネガティブなイメージが強いかもしれません。

なんとなく聞こえてくる美容業界、ひいては日本経済や世界情勢の良くない話…

テレビをつければ明るいニュースもほとんどなく、通学中だって、ちょっと電車が遅延しただけで怒鳴っている大人達。そんな中で輝かしい未来!と言われてもしっくりこないのが現状です。

ですが、本日は皆さんにとって少しでも有益なお話ができればと思っています。

まず、皆さんは今までも、そしてこれからも『やりたいこと』がありますか?

美容師、カラーリスト、アイリスト、ネイリスト、ヘアメイク…

大半がこれから『美』に関わるお仕事に就かれることかと思います。

では、そもそもその『やりたい』はなぜ『やりたい』と思ったのでしょう?

答えはとてもシンプルで、人が〇〇を『やりたい』という感情は、元々それが『できるかも』と思えることから始まっています。

幼稚園や保育園の頃の『なりたいお仕事』を思い出してみてください。

警察官、学校の先生、サッカー選手、アイドル、パパのお嫁さん笑

幼少期はそのなりたい、やりたいものに、『できないかも』という気持ちは1ミリもありません。『できそうだ』と信じて疑わないからこそ断言し、真っ直ぐに突き進むのです。

僕の息子は当時、ベイブレードというおもちゃのコマ職人になると言っていました(^^)

話が脱線しましたが、『できそうだ』と思って始めるお仕事を『できる』に変換していくためには、『やれる事』をたくさんつくっていく必要があります。

そして、僕たちはプロとして、『やれる事』=『誰かのために価値をつくれる事』と定義しなくてはいけません。

ただ自己満足だけのやりたい事なんて、自分がお金を払ってやればよいのです。

職種は関係なく、皆さんの本当にやりたい事を社会で成就するためには『人に何ができるのか』、『目の前のたった1人をどうやったら笑顔にできるか』から全てが始まります。

大人になればなるほど、僕たちプロは『やりたいこと』より『やっていること』を問われるようになっていきます。

自分自身を大切にする意味でも、是非『やりたい』を『価値』に変えてみてください。 

そしてもうひとつ。『努力』と『運』についてもお話しさせてください。

学生、社会人問わず、努力することはもちろん大切ですが、本日ご卒業される皆さんは、まず、現時点でとても運がいいという状況下にいます。

先日も国家試験がありましたね。皆さん一生懸命練習をし、勉強をし。とても努力したかと思いますが、世界では約10人に1人がそもそも学校に通えていません。

勉強をしたくても6人に1人が文字の読み書きができず、様々な情報を得ようにも2人に1人がスマートフォンを持っていません。

つまり、がんばりたくても…努力したくても努力ができない状況の若者が世界には一定数存在します。

…より具体的にお伝えします。

ユニバーサル美容専門学校とは10年以上のお付き合いがあります。美容室経営者としてかけだしだった10年前の僕は、学校を訪問するたびに、

良い学生がいたら是非うちにご紹介ください。』

良い学生は早めに声をかけようと思っています。』

としつこく懇願していましたが、その度に先生は斜め下を向き、苦笑いしていたのを鮮明に覚えています。

皆さん、先生方はなぜ苦笑いしていたかわかりますか?

良い学生とは何なのでしょう?対して、良くない学生とは誰なのでしょう?

学校訪問をし、お給料を増やした、お休みを増やした、労働環境を改善した。

だから御校の良い学生を是非弊社に!

と言う会話以上に、

2年前に卒業した〇〇ちゃんが、もうすぐスタイリストです!

4年前に卒業した〇〇君が、新店舗の店長になります!

6年前に卒業した〇〇さんに、もうすぐ赤ちゃんが産まれます。産後も戻ってきて、一緒に働いてくれます!

こんな会話にこそ先生方は顔を綻ばせ、満面の笑みを浮かべてくれるのです。

在校生はもちろん、卒業した学生も常に気にかけている。

前述しましたが、なぜ先生方は苦笑いしていたのでしょう?

そう。。学生に良いも悪いもないのです。良くない学生なんてここには1人もおりません。

1年前は入学式の祝辞にも登壇させていただきましたが、入学生にむけて、校長先生が滝のような大汗をかきながら壇上でお祝いしていたことに、ものすごく感銘を受けました。

毎年毎年同じことをしている校長先生が、誰よりも全力で、誰よりも必死に学生を迎え入れる。そしていつもサポートしてくれる先生方。

ではそんなユニバーサル美容専門学校の風土、先生方に巡り会えたのはみなさんの努力でしょうか?イエ、これはもう皆さんの運が良いとしか捉えようがありません。努力ができる環境に身を置けた皆さんはまず、何よりも運が良いのです。

4月から社会人となり、もし落ち込むようなことがあった際には、生まれてきてから今まで。家族にも学校にも友人にも恵まれている自分は運が良いから、これからもきっと大丈夫!と思い返してみてください。

そもそも自分は運が良いと信じている人に、幸運は更にめぐってきます。

2年間の学生生活で技術力はもちろんのこと、より高い知識と、より深い人間力を身に付けて今日という日を迎えました。これから僕達社会人と同じ世界へ来ることを、今から楽しみにしています。是非一緒に乾杯しましょう(^^)

最後になりましたが、学校関係者の皆様、本日はこのような貴重な場にお招きいただきましたこと、深くお礼申し上げます。

また保護者の皆様、ご子息のご卒業、誠におめでとうございます。

保護者の皆様と同世代の私ですが、日々危機感をもって経営に取り組んでおります。

時代が急速に変化している中、美容業界も例外ではなく、その変化に順応していかなくては今後の発展は望めません。

低賃金、長時間労働、不明確なキャリアパスといった、ネガティブなイメージは年々払拭され、更にはAIに奪われない有資格職としても再度注目されています。

待遇に関しましても、他業種と同じか、あるいはそれ以上になってきていると自負しております。

この場をお借りして、たくさんの可能性を秘めたお子様たちが、夢に向かって努力できる環境を整えて続けていくことを、業界を代表してお約束し、祝辞の挨拶とさせていただきます。

本日は誠におめでとうございます!

令和7年3月7日

株式会社セライロ

代表取締役社長 北元浩

 

 

他校でも同じ時期に卒業式が行われました。全国の美容学生さん。ご卒業、誠におめでとうございます!

 

 

さ、ウチも受け入れ体制ガッツリ整えていこー!

 

では!

セライロ 北元

 

 

 

 

 

 

ABOUT ME
北元浩
株式会社セライロ代表取締役/美容室celilo/ドライヘッドスパ専門店ゆるりと/趣味マラソン/二児の父/ベランピング好き/継続できる人/毎日ブログ更新中 過去のブログはこちら→ https://ameblo.jp/kitamotohiroshi/